食材
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神谷町「虎景軒」ジャヌ東京
坊さんは塀を飛び越えて。
食べ歩き壺は、紹興酒で湿らせた紙で封印されていた。 紙を取り、ゆっくりと蓋を開ける。 丸い芳香が立ち昇って、顔を包む。 湯気の向こうには,ナマコ,フカヒレ、鮑、魚の……
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「常に安らかであれ」。
食べ歩き山の上では、初夏の緑が燃えていた。 石畳を進むと、樹々に囲まれた山居が、我々を待ち受ける。@ 「常安軒」と名づけられた茶室である。 待合に腰掛けてしばしくつ……
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「TARO Azabujyuban」
チキンバスケット復活。
食べ歩き1972年、高校3年生だった青年は、彼女との初デートに銀座の店を選んだ。 銀座五丁目にあった「キャンドル」である。 三島由紀夫や川端康成、越路吹雪や渥美清な……
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シメご飯。蓬ご飯
食べ歩き , シメご飯北海道 栗山町「味道広路」5/31の締めご飯 蓬ご飯 松の実 根っこが百合根に似ていることから名付けられた百合わさびを添えて 沢庵 山ゴボウ もろみ味噌漬け ……
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<国家的損失>
日記<国家的損失> 僕は怒り、嘆いている。 日本の発酵食文化、郷土料理を蔑ろにしようとする行政の横暴が許せない。 食品衛生法の改正に伴い、2024年6月以降は、……
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こんな料理を愛する人でありたいと思う。
食べ歩き「アジの卯の花あえ」 アジのうまみにそっと花を添える、おからの優しい甘みがいじらしい。 いつまでも、こんな料理を愛する人でありたいと思う。 「コシアブラの炊き……
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江戸川橋「ciotat」
ホタルイカと豆。
食べ歩き豆部部長伊藤くん 今回はホタルイカと豆です。 豆と鞘のソースに、イタリアのビゼッリと、スナップエンドウ,絹さやが入れられ、上には強火でソテしたホタルイカとチ……
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青山「ラブランシュ 」
陰陽。明暗。
食べ歩き明るさがあるから、闇が深くなる。 陰があるから、陽に感謝する。 凛々しさがあるから、弱々しさが輝く。 世は、両極があるからこそ、美しい。 田代シェフの料理も……
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浅草「並木藪」
江戸っ子好み2
食べ歩き柳川とご飯を頼むべきか。 柳川丼をかき込むべきか。 吾妻橋「どぜう ひら井」で散々悩んだあげく、ここは切り上げて,蕎麦屋に足を伸ばすことにした。 近くの「吾妻……
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我妻橋「ひら井」
江戸っ子好みの味。
食べ歩き丸鍋は、小鍋にささがきゴボウを敷き、どじょうをのせ、割下を注いだ状態で運ばれてくる。 卓上で火にかけ、たっぷりのせたネギを乗せて、くつくつと沸く頃にはネギはし……
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