満月のワイン。

• 東京,
• ワイン,
• 魚介,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• イタリア料理,
• 甲殻類

満月にはパーマをかけない。 せっかくかけたパーマが引っ張られるから。 そのワインは満月に生まれた。 スロベキアの南のたった１８ｈａの畑で。 樹齢を重ねた……

苦いという特権

• 東京,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• イタリア料理

「苦味」を楽しめるのは、味覚の進んだ人種である。 と、誰かが言ったように、 本来「毒」であった苦味を、おいしいと感じるようになったとき、新たな世界がやってく……

「酸菜火鍋」

• 東京,
• 中国料理,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• 鍋なべなべ

今年は三つ甕に漬けて、一つダメになったという。 「華都飯店」の白菜漬けは、大甕に白菜を丸ごと突っ込んで、塩も使わず醗酵させる。 キムチや糠付けのように、醗酵を促……

タンメンは、いま不遇の時代を生きている。

• 東京,
• 野菜,
• ラーメン

タンメンは、いま不遇の時代を生きている。 醤油、とんこつ、塩に味噌。ご当地ラーメンにつけ麺、創作ラーメン。 雑誌のラーメン特集にはさまざまなラーメン……

蟹大根鍋

• 東京,
• 和食,
• 根菜,
• 甲殻類,
• 鍋なべなべ

浅草に「牧野」という店あり。 「いやだあ牧元さんたら、うちはふぐ屋で蟹鍋の店じゃないんだから。あまり人に言わないで」 と、女将さんは言うが、いいなが……

ニラそば

• 東京,
• レシピ,
• 葉茎菜,
• 中国料理,
• 麺料理

ニラそば１１００円。 一見なんてことはないお姿。 しかしニラの下には、くったくたになった玉ねぎとにんにく。 スープは塩が舌に当たらず、優しく、深い……

軽井沢「無限」

軽井沢でもわが一家は食べる。

• 米,
• 軽井沢,
• 果菜,
• 海老,
• 光り物,
• 野菜,
• 鶏,
• ご飯料理,
• 穀物

まずブランチは、浅野屋のパンとデリカテッセンのハム、ソーセージ、ベーコンとたっぷり。 これに「浅野屋のソーセージとポテトのサラダ」は定番。 浅野屋のバケット。……

函館「バスク」

「人生最後の日に食べるものは、これしかない」。

• 果菜,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• 根菜,
• 北海道,
• スペイン料理,
• 函館,
• ウニ,
• スープ

一口すすった刹那、崩れ落ちた。 「人生最後の日に食べるものは、これしかない」。 咄嗟に、頭に浮かんだ。 東京で散々食べなれたニンニクのスープ。 なにげ……

台所への道

• 果菜,
• 東京,
• 和食,
• 白身魚,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• 根菜,
• 卵,
• 貝類,
• 鍋なべなべ,
• 郷土料理

「あーら牧元さん。覚えてるよー。会いたいわー。わたしはすっかりおばちゃんになっちゃったけど」。 ６年ぶりに電話した。 相変わらずかわいい、津軽なまりの女将さ……

牛蒡ごぼう9 西洋料理史

• 東京,
• 中国料理,
• 根菜,
• イタリア料理,
• 韓国料理,
• ジビエ,
• インド料理,
• カレー,
• パスタ

シェフたちは魚との相性も見逃さない。西麻布にあった「イ・ピゼリ」のシェフは、穴子とごぼうを、リゾットに仕立てあげた。 バルサミコを煮詰めた甘い“タレ”をか……