肉
(2012件)- 
          
             六本木 「ラ・ブリアンツァ」 冷やし中華が食べたい。 食べ歩きまた無茶振った。 イタリアンのシェフに、「冷やし中華が食べたい」。 そう、無茶振ったのである。 見た目は違う。 しかし食べると、冷やし中華ではないか。 でもそ…… 続きを読む
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             武蔵溝口「斉/SAI」 この料理を食べてもらいたいと、いろんな人がまぶたの裏に浮かぶ。 食べ歩き斉さんの料理は優しい。 おいしい香りをくゆらせながら現れて、食べれば、気分を穏やかにする。 個性的な料理もあるけど、台湾人として日本の食材を見て、こうしたら活か…… 続きを読む
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             麻布十番 一平飯店 一平飯店の流れが美しい。 食べ歩きピアニシモで始まった料理は、その後も淡く淡く、穏やかな味わいが続く。 だがその料理の流れは、次第に静けさを保ちつつも、緩やかな上昇を続け、フカヒレ上湯蒸しスープ…… 続きを読む
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             渋谷「とり茶太郎」 燗酒の包容力 食べ歩き鴨の胸腺とホロホロ鶏の白レバ.ーは、これはどうあっても赤ワインである。 だから事前に赤ワインのグラスを用意して待ち構えた。 弾む肉にファオアグラ的脂の香りが宿…… 続きを読む
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             大手町「星のや東京」 カキと牛の関係。 食べ歩き岩牡蠣は加熱されて出されることが少ない。 あの豊満でいてみずみずしいエキスを、生で味わうためである。 しかし加熱すると、香りも膨らみ、味は妖艶となる。 浜田シ…… 続きを読む
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             京都「仁修楼」 仔豚は、バラ肉が一番うまい。 脆皮烤乳猪。 食べ歩き仔豚は、バラ肉が一番うまい。 齧ってそう思った。 「ガリリッ」。 肉に歯を立てると、皮が叫ぶ。 そのまま肉にめり込んでいくと、ちゅるりと脂が溶けて、甘く…… 続きを読む
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             金沢「片折」 答え合わせ。 食べ歩き「片折」では、毎回とったばかり出汁を、バカラのグラスで飲ませてくれる。 昆布だしは、来客に合わせ、数時間前から火加減に神経を巡らせながらとる。 鰹節は目の前で…… 続きを読む
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             小松「Shokdo Yarn」 食べ歩き楽しい。心の底から楽しい。 そして素直においしい。 これこそレストランに出かける目的ではないか。 5年ぶりの、小松「Shokdo Yarn」である。 すべての皿…… 続きを読む
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             大崎 カンテサンス スペアリブの鴨レバーソース 食べ歩き岸田シェフの料理にいつも思うことがある。 洗練され、研ぎに研がれているのだが、温かい。 唯一無二の孤高たる料理なのだが、どこか懐かしい。 スペアリブの鴨レバー…… 続きを読む
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             那覇空港レストラン 枝豆の悲劇。パセリの喜劇。 食べ歩きなんで枝豆に、ワサビ風味をつけちゃうのかなあ。 「ワサビ枝豆」という品書きを見た瞬間、「これはダメだ」と思ったが、悩みつつ頼んでしまったのは、枝豆好きのサガであ…… 続きを読む