日本美食の旅
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八重洲 「Sézanne」
<世界の三大珍味>その1 キャビア
食べ歩き<世界の三大珍味>その一 今までキャビアで感動を覚えた料理が二つある。 一つは神戸「bbq」の「キャビアの薪火焼き」であり、一つはパリ「etude」の「キャビ……
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京都「なかひがし」
僕は君を欲していたんだ。
食べ歩き白味噌の甘みが、凍えた舌を抱きしめる。 喉に落ちいく汁は、隅々へと染み渡り、体をゆっくり溶かしていく。 猪口茸のぬめりが唇を舐め、日野菜の香りが鼻に抜ける。 ……
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大井町「丸八」
シリーズ<いい店とは、会いたい人がいる店である>vol3
食べ歩き<いい店とは、会いたい人がいる店である>シリーズ3 「旦那、ご無沙汰しております。わざわざお越しいただきましたありがとうございます。雨が上がりまして、よご……
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八重洲 SÉZANNE
オレンジ色の玉が散りばめられた。
食べ歩き緑の草原に、オレンジ色の玉が散りばめられた。 緑は胡瓜、その下はメイヤードレモンとホースラディッシユのクリームである。 いくらを透かして見える緑が、初々しい。……
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西麻布 ラシュエット
なにも言わない。
食べ歩きなにも書かない。 なにも言わない。 こんなワインたちの前では、言葉いらない。 目を閉じて、押し黙ろう。 すべての感覚を鋭敏にして、ワインの中に浸ろう。 ただ一……
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神田「まつや」
なんとしても飲まなきゃ。
食べ歩き蕎麦を一枚、つつぅっと手繰って出るつもりで入ったが、また飲んでしまった。 何しろここは、11時に行こうが、昼過ぎにいこうが、なんとしても飲まなきゃという雰囲気に……
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新発田「鮨 登喜和」
「ととまめ」
食べ歩き「ととまめ」と、新潟では呼ぶ。 塩蔵いくらをさっと茹でたものである。 魚の豆とはなんと可愛らしい名前だろう。 おそらく生臭みを嫌ってのことだろう。 昔はよく食べ……
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静岡「成生」
桜エビ
食べ歩きなんと繊細なのだろう。 かき揚げにせず、バラ揚げにした小さなエビ1尾1尾が、舌の上で跳ね躍る躍動感があって、エレガントな甘みが溢れでる。 人の手がかかっている……
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四谷「北島亭1
北島亭12/13
食べ歩き「キッシュ」と「かぼちゃのポタージュ」。 特段珍しくない料理だが、ここにきて食べれば、ああ、フランス料理を食べにきたという思いが募る。 キッシュはポワローの……
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新潟 新発田「鮨 登喜和」
地方の寿司屋はこうでありたい。
食べ歩き大きなブリのすべてを、握りが飲み込んでいた。 ブリの魅力は脂にある。 特に腹身の脂は、強い。 だが握りにすると、ややくどい。 そこで新発田「鮨 登喜和」の小林さ……
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