東海
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愛農高校
食べ歩き , 日記「中学生の時、テレビでこの高校のことを知り、将来は作り手になりたいと思い、高校に入りました」。 日本で唯一の私立農業高校、「愛農高校」の養豚部部長、3年生にな……
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鳥羽「太助」
ウニの殻にうず高く盛られている。
食べ歩き丸い姿は愛らしく、オレンジ色の手毬でもある。 それは、鳥羽で長年海女を務め、引退した80数歳のおばあちゃんが作った焼きウニだった。 ガゼウ二を殻に盛り上げて詰……
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ペルシュウの余韻。
ポエム薄く切られた生ハムは、甘い香りを漂わせ、唇にそっと触れた。 塩気が来た。 熟れた濃い滋味が来た。 しかし尖っていない。 なんと優美な味わいだろう。 うま味が濃……
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天竜「竹染」
ラスト猟師。
食べ歩き店主片桐邦雄さんは、料理人であり、猟師である。 罠にこだわる猟師である。 毎朝、罠を見回り、かかった獲物を生きたままジムニーに載せて運び、解体する。 血が筋肉……
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我々人間は
食べ歩き我々人間は、例え葉っぱ一枚でも、他の命を奪って自らを育んでいる。 事実は、知識や常識として頭の中にあるが、実際のところその恵みを意識する機会は少ない。 今回……
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るみ子さんの酒は優しい
食べ歩きるみ子さんの酒は優しい。 料理の脇に静かに寄り添って、料理を光らせる。 純米吟醸だって、自分を主張しすぎることなく、食中酒として生き、すいっと喉に落ちていく……
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どかんどかんどかん
食べ歩きどかんどかんどかん。 料理の皿が置かれるたびに、音が鳴り響くようだった。 ここは石鏡漁港。漁港の脇にある質素な定食屋に、それこそ全国から客がやって来るのであ……
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伊勢「一月家」は
食べ歩き伊勢「一月家」は、大正3年創業、100歳になる大衆居酒屋である。 三代目となる、お父さんとお母さんが仲睦まじく働いている。 「日本三大居酒屋湯豆腐」という、……
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鳥羽の〆ならこれですね
食べ歩き鳥羽の〆ならこれですね。 一つは天巻、天むすの巻物バージョンである。 天ぷら揚げたて、酢飯ではないご飯も熱々で、紫蘇と微かな梅干し味が心憎い。 あるいは、……
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鰻と違って脂が少ないから
食べ歩き「鰻と違って脂が少ないから、最後にお茶漬けにしないで下さい。まずいですから」。 女将さんがそういう。 ここは伊勢若松「魚長」。名物穴子まぶしが出された。 ……
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