三田「コートドール」

至純。

• 東京,
• フランス料理,
• 鹿,
• シャルキュトリー

「きれい」。 一口食べた友人が、思わず囁いた。 「鹿とフォアグラのテリーヌ」である。 鹿肉と「きれい」は、結びつかないように思う。 だがそのテリーヌは、鹿の鉄……

ステーキエロい。

• 東京,
• 牛,
• フランス料理,
• 内臓,
• 発酵食品,
• ステーキ

「うっ」。 一噛みした瞬間に、思わず嗚咽を漏らした。 近江牛のステーキである。 キュイソンも完璧で、芯は熱々に保たれ、猛々しい肉汁がゆっくりと現れる。 しか……

神田「まつや 」

この店で蕎麦を食べなかったのは初めてである。

• 東京,
• 和食,
• 居酒屋,
• そば,
• カレー,
• 丼

退院してやりたいことの一つが、「まつや」に行くことだった。 お茶の水の病院の帰りに直行する。 座るなりメニューも見ずに、「キリンの小瓶と板わさ、葉わさび」くだ……

麻布台ヒルズ「デプスブリアンツァ」

１月の無茶振り。

• 東京,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• 根菜,
• イタリア料理,
• 鴨ほか鳥類,
• トリュフ,
• 鍋なべなべ

ブリの分厚いカルパッチョ、かぶら蒸し、カリフラワーのスープ、タラと根菜のごった煮、タルトゥーボのグラタン、鴨とせりの鍋、ごぼうと蓮根のリゾット、アメリカンド……

１６日ぶりの酒。

• 果菜,
• 牛,
• 東京,
• 葉茎菜,
• 魚介,
• 豚,
• 居酒屋,
• 根菜,
• 野菜,
• イタリア料理,
• 貝類,
• 果物,
• バターチーズ乳製品,
• パスタ,
• 焼きそば,
• お好み焼き　その他粉もん

タベアルキストになってから初めてであった。 １６日ぶりの外食である。 ついでに１６日ぶりの飲酒もした。 普通こういうことはゆっくり、ゆっくり始めるものだが、メ……

三田コートドール

極みの一点。

• 東京,
• 白身魚,
• フランス料理

これ以上燻製したら、僕の香りは消えちゃうよ。 これ以上炙ったら、僕の水分は抜けちゃうよ。 シェフはもちろんわきまえている。 香りも水分も承知して、その手前、ギ……

○マ。

• 東京,
• 和菓子

古希の会の御礼は、「虎屋」の紅白饅頭にした。 焼印を作って、○マ印を押してもらい、八百個作ってもらった。 さすが「虎屋」、上品なお味である。 そして、もう一つ……

シャバで食べたいもの。

• 東京,
• 和食,
• 根菜,
• 京都,
• しる汁物

もう二週間入院している。左脹脛が、蜂窩識炎という聞いたことも、どう読むのかかもわからない病気にかかったからである。入院最中に実施した古希の会は脱獄して、車椅子……

三田「コートドール」

世界一低いモンブラン。

• 東京,
• 木ノ実ナッツ類　栗,
• フランス料理,
• スィーツ

「世界一低いモンブランです」。 松下支配人が、そう言って運んでくる。 マロンシャンティとメレンゲだけで構成され、クリームも何もない。 拍子抜けするほど、あっ……

茸の命が滴り落ちる。

• 東京,
• フランス料理,
• キノコ

１０月に入ると、前菜に加わるのが、「Fricassee de Cepes フランス産セップのソテーバター炒め」である。 文字通りバターで炒めただけのセップが運……