各国の料理
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最初はきれい
日記最初はきれい。 澄んだうま味が、舌を滑ってゆく。 ゴボウを噛む。 筍を噛む。 桜島大根を崩す。 椎茸を口に含む。 ニンジンを潰す。 豚ばら肉の塊に……
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「僕の料理は、モダントルコ料理ではなく、アーバンイスタンブール料理なんだ」
日記「僕の料理は、モダントルコ料理ではなく、アーバンイスタンブール料理なんだ」。 シドニーのヨットハーバーに面した「AMASON」のシェフ、ソマ・シリオグル氏は、……
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モダンインド料理のTONKA
1軒目は、イタリア人とインド人のハーフというシェフ、アンドロ率いるモダンインド料理のTONKAである。 生姜、ニンニクなどでマリネしたラムチョップのタンド……
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メルボルンの横丁巡り、はしご酒
昨夜はメルボルンの横丁巡り、はしご酒。 いんやここでは、横丁をレーン。横丁巡りをレーンウォーク、はしご酒を、プログレッシブディナーと言うのだな。 つまり、前……
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〜正統ザバイオーネ〜
日記〜正統ザバイオーネ〜 「ザバイオーネはありませんか?」 イタリア最古のレストラン、トリノの「del cambio」で、伝説のカメリエーレと言われるエ……
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料理の可能性 オステリア・フランチェスカーナ
後編 「オステリア・フランチェスカーナ」で食べながら、浮かんできたのは、二つの言葉だった。 「てらいがない」と、「料理の可能性」である。 前回「てらい……
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てらいがない オステリア・フランチェスカーナ
「オステリア・フランチェスカーナ」で食べながら、浮かんできたのは、二つの言葉だった。 「てらいがない」と、「料理の可能性」である。 今世界中では、新……
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フィレンツェ「エノテカ・ピンキオーリ」にて
日記キッタラに、カニやエビ、白身魚や帆立を合わせ、パン粉とからすみを添えた料理である。 特に新しくもなく、個性的でもない。 しかしひと口食べた瞬間に、黄金色のた……
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「petale de Sakura」
日記「petale de Sakura」 桜の花びらと名付けられた小さなフランス料理店が、横浜市の郊外にある。 飲食店が「養老乃瀧」しかない弥生台にあるが、……
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これは一つのロマンである
日記これは一つのロマンである。 トルテリーニは、小さな体に悠久の時を詰めて、鎮座している。 一つ食べて、ため息が漏れ、二つ食べて安らぎ、三つ目を食べて笑う。……
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