キノコ
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まつや のおかめ抜きと月見そば
食べ歩き「こんなものが出来るんだねえ。わたしゃ店に入って一年だけど、初めて見ました」。 年配の中居さんに、そう言われた。 「おかめそばの台抜き(そば抜き)」である。……
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松茸ご飯
食べ歩き , シメご飯京都「浜作」の松茸ご飯。 極めて質の高い松茸ゆえに、淡い旨味がご飯の甘みと奏上して、典雅な気分を呼ぶ。 そして白味噌椀の優しき深み ……
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松茸の宴。1
食べ歩きアンティークのガラスボウルには、松茸の山が築かれていた。 「今夜は存分に松茸を食べてください」という、森川さんの心意気である。 松茸の香りをひとつずつ確かめ……
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現生から解き放つ。
食べ歩き松茸の声がした。 「10数年松茸料理をやってきましたが、ようやくうちらしい表現ができました」。 そう女将さんが言われる。 今までは裂いた松茸を出汁に入れて炊……
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勇気と素直、そして独創。
私が知る限り、ここまで勇気と素直を兼ね備えた、若い日本料理人はいない。 例えば、煮物椀である。 日本料理のクライマックスであり、一番熱を込める料理だろう。 ……
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茸と小麦のからみあい。
食べ歩きお目当てはポルチーニだった。 「青森県ニンニクとしらすと青のり」 「ナポリ風」、「ジェノベーゼ」、「モッツァレラとトマト」と来て、5枚目に、ポルチーニは登場……
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マイホーム。
「お造りは、イワシのきずしにニシン、まながつおにカマス炙、コハダをちょうだい」。 「あっ、それから茗荷と水なすのぬた、茄子のカリカリも」 「はいわかりました」……
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寛容の力。
シメご飯 , 食べ歩きまた福井で飲んでいる。 メニューに「イカ納豆」があったので、サービスの女性に聞いてみた。 「アジ納豆って、出来ますか?」 「はい。お作りします……
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白金「洋食マロニエ」
雪を抱いた赤き頂。
シメご飯 , 食べ歩き赤い山は、白皿の上で雪を抱きながら、そびえたっていた。 たっぷりと振られたチーズは、見る見るうちに熱で溶け、パスタにしなだれ、甘えていく。 パスタは、溶けた……
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人生の味
食べ歩き「切り干し食べる?」。あつこさんが聞く。 「はいいただきます」。 あつこさんの切り干しは、椎茸、揚げ、アサリ、人参、そして切り干しがあえられたものであった。 ……
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