おっさんの聖地

• 東京,
• 食べる人,
• 内臓,
• 焼き鳥・やきとん

誰もいない休日の夜。 密やかな楽しみ求め、足は沼袋。 なんたって店名がいい。 「ホルモン」だもの。 店の前に立ち、「ご無沙汰しちまいました」と、しば……

〆は豆ご飯。

• 東京,
• 和食,
• 果菜,
• 豆

なんと極薄に切られた胡瓜。 それでいて瑞々しく、しゃきっと弾ける。 椎茸、大根の切られ方にも理があって、 ゴマやむら芽などとも馴染んで、一つの味にまとまっ……

蕗の薹美虎

• 東京,
• 中国料理,
• 山菜　筍

蕗の薹　美虎 次の皿は、微塵にした蕗の薹、干し海老、干し貝柱と炒めた 「春野菜のフキノトウ炒め」。 　複雑なうま味と蕗の薹の苦味に絡んだ、プチヴェー……

生姜美虎

• 東京,
• 中国料理,
• 香辛野菜

「生姜のプリン、スッポンスープ仕立て」。 すっぽんのスープに欠かせない生姜の絞り汁を、再構築した料理だ。 　見事。 　品よく滋味深いスープに、……

＜隠れ家紀行＞　　豚の聖地。ローブリュー

• 東京,
• 豚,
• フランス料理

「ぶた」。 彼女は一言つぶやくと、少女漫画の目で天空を見つめた。心なしか頬が赤らんでいる。 「最近いい店見つけた？」 軽い気持ちで聞いただけな……

桜海老と帆立のクスクス

• フランス料理,
• 札幌,
• 甲殻類,
• 貝類

桜海老と帆立のクスクス、トマトソース風味のサラダ」 辛味を利かせた冷たいトマトソース（そうかハリッサだ）に、 桜海老、デイル、オリーブオイルの香りが弾み……

グリンピースのポタージュ

• フランス料理,
• 札幌,
• 豆,
• スープ

「グリンピースのポタージュ」 舌に春が溶けていく。 豆の、春の香りに包まれた口の中を、優しい甘味が通り過ぎていく。 ああ。 ギリギリのフォンも見……

世の中で、こんなにたくさん飲める液体ってないでしょ

• 東京,
• ビール

「世の中で、こんなにたくさん飲める液体ってないでしょ」。 かつて八重洲にあったビアホール「灘コロンビア」で、ビール注ぎの名人と呼ばれた故新井徳司さんが、得……

コロッケ

• 東京,
• 揚げ物,
• 洋食

コロッケ 衣がうまいなあ」。 渋谷「ひまわり亭」で思わずひとりごちた。 渋谷　鉢山交番近くにある「ひまわり亭」は、料理研究家だった女主人が、友……

舌に春が溶けていく。

• 根菜,
• フランス料理,
• 札幌,
• 豆,
• 甲殻類,
• 貝類,
• 川魚　淡水魚,
• 果物,
• スープ,
• スィーツ

舌に春が溶けていく。 アミューズは 「真狩の春掘り人参のフォンダン」 フォンダンというよりポタージュ。 一さじすくって目を閉じた。 甘い。 人参……