北陸
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福井 蜂家 西かね
踏襲を目指した先の個性。
食べ歩きラーメンのスープを、毎回調理キッチンスケールで、測る人を初めて見た。 中華そばの注文が入る。 奥様が「中華2つ」というと、70過ぎのご主人が「はいわかりまし……
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富山「神通町田村』
昼夜蕎麦。
食べ歩き奇しくも、昼も夜も蕎麦であった。こういう予習はいい。 越前 こちらの方がやや草の香り 鳥海山 やや甘い香り もちっというよりゴツっとして感じ、硬い ……
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鮨つか田
鮨つか田
食べ歩き電話時に少しぶっきらぼうに感じたのだが、来てみると喋り好きで気さくなご主人であった。 完璧なワンオペである。昼のお決まりとお茶をお願いした。 お決まりは、ヒラ……
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富山「口岩」
刺身、掻き、揚げ。
食べ歩き蕎麦はまだ攻めて来た。 最初に産地違いで、せいろを二枚食べた後、大人のハッピーセットを経て、刺身である。 魚ではなく、蕎麦の刺身である。 幅広に切った蕎麦を……
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富山 岩瀬「口岩」
まずはそば。
食べ歩き「そば前」が好きである。 そばを頼む前に、板わさや焼きのりなど腹にたまらない肴を頼んで、盃を重ねるのが好きである。 だが時として調子に乗って、酒も肴も頼みす……
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金沢「片折」
春菊のすべて。
食べ歩き春菊のすべてがそこにあった。 「片折」、二月の突き出しである。 朝採り春菊を。春菊豆腐と焼き春菊にしてある。 春菊豆腐を食べれば、普段は気が付かない、春菊の……
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金沢 片折
お客さんを幸せにしたい
食べ歩き「今夜は幸せでした」。 1人の女性客が言われた。 「ありがとうございます。そう思っていただけることが、何よりも嬉しいです。ほくらが何のために料理を作っているか……
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金沢「片折」
蟹味噌ご飯という純心。
食べ歩き松葉蟹のミソを溶かし、そこにご飯をぶち込む。 もう想像するだけで、たまらない。 今まで何度もいただき、何度も悶絶してきた。 しかしこの蟹味噌ご飯を食べた時、目……
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金沢「片折」
毎日食べたい。
食べ歩き苺大福である。 どこにでもある、苺大福である。 口に運べば、赤ちゃんのほっぺに口づけしたようなときめきがあって、愛おしい気分になる。 歯がふんわり包まれると、……
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福井三国海岸
涙の蟹
食べ歩き宴のタイトルを見て、涙した。 「智映ちゃんを偲ぶ蟹会」。 3年前に、若くして旅立たれた天才料理人、北山智映さんのことである。 三国海岸の有名海女さんであり、カ……
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