フランス料理
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シェリーとカレー。シェリーとスープ。
食べ歩きコンソメスープにはアモンティリヤードである。 アモンティリヤードを飲む。 すると喉が乾いて来るので、すかさずスープで潤す。 あるいは逆でもいい。 コ……
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「星のや東京」五つの石(意志)。
食べ歩き「星のや東京」五つの石(意志)。五味と発酵の前菜。 酸 カンパチのルーロー。大根のピクルス糠漬けと合わせて食欲刺激 塩 ほうづきとトマト塩麹のスープ ……
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こんなに多くの銅鍋がある厨房を、久しぶりに見た。 神戸「ル・パッサージュ」
食べ歩きおそらく40個以上はあるだろう。 こんなに多くの銅鍋がある厨房を、久しぶりに見た。 「アラカルトで様々なソースを作りたてで出すには、どうしてもこれだけいるの……
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厚さは、テリーヌの正義 小伝馬町「トロムペット」
食べ歩き厚さは、テリーヌの正義である。 ドーバーの断崖のごとき絶壁は、食欲を喚起し、肉ではなく、イワシとナスのテリーヌであっても、その厚さゆえの豊満を生む。 ……
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エノキという主役。 東銀座「トワヴィサージュ」
食べ歩きいまだかって、フランス料理店の主役に、エノキが躍り出たことはない。 いや、日本料理店やイタリア料理店、中国料理店でも、エノキを主役にした料理には、出会った……
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揺るぎない料理。 ルコック
食べ歩き揺るぎない料理がある。 例えば、コートドールの「季節野菜の蒸し煮、コリアンダ風味」やラブランシュの「イワシとジャガイモのテリーヌ」などである。 ルコックの「……
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右顧左眄。 「ビストロヨシダ」
食べ歩き右顧左眄。戸惑い。逡巡。 頭の中に文字が浮かんで、想いは千々に乱れる。 さあ、アントレはどうしようか。 地物と書かれた、ベニズワイ……
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落ち着いて。
食べ歩きメニューを見た瞬間に悔やんだ。 なぜ今夜は1人なのかと。 しかもマダムが言う。 「うちは量が多いので、ドゥプラがちょうどイイと思います」。 そう言われた……
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噛んじゃだめ。 「ブルギニオン」
食べ歩き「噛んじゃだめ」。 その肉を噛んだ時、本能が囁いた。 ランド産小鳩のロティである。 しなやかな肉体には、幼い感覚があって、いけないものを食べてしまったよう……
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エレガントでさえある。 「レフアオキ」
食べ歩きアミューズは赤カブの冷たいポタージュリエだった。 地味な食材ながら、美しい。 一口飲むと、カレーが香り、その後からカブの甘みがのっそりと広がっていく。 カ……
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