おいしい日記
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山形「三幸」
揚げ攻撃。
食べ歩きドシン、ドシン。 皿が置かれるたびに、地響きが鳴るようだった。 ここは山形、地元民が愛する洋食屋である。 メンチカツはそびえ立ち、大ぶりな牡蠣を2個抱き合わせ……
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新潟県新発田「鮨登喜和」
春呼ぶ魚。
食べ歩きその握りには、春の気配があった。 サクラマスの握りである。 口に運び噛もうとすると、歯はなんの抵抗も受けずに、ふんわりと抱きしめられる。 サクラマスは、塩と……
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山形「好吃再来」
山形の夜に餃子が輝く。
食べ歩き山形の夜に、地元民だけが愛する店が一軒、明かりを灯す。 名を、「好吃再来」という。 店に入れば、中国人のお母さんが一人、忙しく働いている。 できますものは餃子……
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山形「出羽屋」
浄める味。
食べ歩き出羽屋 蕗の薹のランチョンマツト手漉き ★のみの山菜粥 行者さまの体を癒す。しみじみとした美味しさが心を温める。 ★アケビの新芽 きのもえ 木の芽 ……
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山形県村山「ひつじや」
羊うましあの山。
食べ歩きホゲットは、どこまでもしなやかだった。 噛むと、もっちりと歯に食い込んできて、身をよじらせながら消えていく。 羊特有の香りはなく、柔らかな滋味だけが広がって……
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山形やぁー!
やぁ!91歳になられる、「出羽屋」で、現在のご主人のおばあちゃんになられる大女将と、可愛い、希少な「ヤァ!」 夜は、地元の方が通う洋食屋「三幸」で揚げ物攻撃を受けた……
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山形「出羽屋」
再生。
食べ歩き一皿ごとに、風が吹く。 深山にそよぎ、湧水に舞い、木々の間をすり抜け、草を揺らす風が、香りとなって、体の中を吹き抜ける。 精神の汚れを落とし、浄化する。 やが……
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新橋「ほり壱」
東京とんかつ会議206新橋「ほり壱」黒豚ロース&ヒレカツ定食 130gと60g1800円
とんかつ会議東京とんかつ会議206新橋「ほり壱」黒豚ロース&ヒレカツ定食 130gと60g1800円 【肉3衣2油2ソース3キャベツ3ご飯3味噌汁3お新香3特……
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山形「出羽屋」
蕗の薹タルト
食べ歩き蕗の薹タルト。煮た小豆に百合根。最後に薄口を縫ってキャラメリゼして、みたらし的な香りもある。ほろ苦い、和のデザート。 ……
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荒木町「大原」
黄身時雨
食べ歩き蒸しあがったときにできる「ひび」を、時雨に見立てた和菓子である。 ほろほろと崩れゆく黄身餡と中のしっとりとした餡の対比がいい。 上新粉などに小豆餡を混ぜて裏ご……
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