おいしい日記
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月島「韓灯」
ビビンバの真実。
食べ歩きオンマが特別に作ってくれるビビンバは、地平線の彼方まで優しい。 韓国人でもないのに、一口食べた途端、懐かしがせり上がり、心が温まっていく。 「炊き立てご飯じ……
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危ない麺とアヒージョ。
食べ歩き牡蠣そばが始まった。 スープの上にはふっくらと膨らんだ牡蠣がのっている。 その姿態を見ただけで、喉がなった。 スープを飲む。 ああ。 毛湯のうまみが、唇を濡……
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銀座「ラ・フィナージュ」
アミューズという立場の優美。
食べ歩き「明日の朝も作ってもらいたい」。 そのスープを飲み終わった時、同席した一人が言った。 アミューズに出されたスープである。 そこには、スクランブルエッグとウニ、……
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東向島「東向島珈琲店」。
カシューナッツのプリン。
食べ歩き皮付きカシューナッツのプリン。 スポンジとプリンの生地の二層になつていて、スポンジには、細かく砕いたナッツ。プリン生地には、おそらくペースト、ナッツと甘い香り……
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角打ちの明日。
87年続く、東向島の岩田酒店の3代目が角打ちをリニューアル 墨田区在住のデザイナーや工務店と作り上げ、可愛い奥様手料理でもてなす。 下町ボールは、どこにもない……
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六本木「ラ・ブリアンツァ」
カルボナーラの透明。
食べ歩きそのグアンチャーレでカルボナーラを作ったら、どんな味になるのだろう? いぜんFBで紹介した、幻のグアンチャーレ(豚ほほ肉つまり豚トロを塩漬けにして2、3週間……
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茅場町 ホッパーズ
混沌から生まれしもの。
食べ歩きポークカレーが来た。 ポークを選んだのは、モルディブフィッシュの出汁と同じ、イノシン酸をたっぷり含んでいるので、相性がいいからである。 豚肉を齧って、カレーと……
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大分 湯布院「JINGU」
Tashi Gyamtso(タシ・ジャムツォ) シェフは、チベット人である。
食べ歩きTashi Gyamtso(タシ・ジャムツォ) シェフは、チベット人である。 アメリカに渡り、様々なレストランで修行したのち、「ブルーヒル」で4年間スーシ……
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静岡「瞬」
清き料理。
食べ歩き★揚げ海老の飯蒸し。キャビア 発芽玄米 もち米にしないところが素晴らしい。玄米とキャビアの相性の素晴らしさ。揚げエビというにくさ ★骨煎餅 ムカゴ 煮凝り……
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浜松「勢麟」
穢れなき誇り。
食べ歩きお椀の蓋をあけると、蕪の尖った香りが、鼻をついた。 ツンとしていながら、奥底に優しさを内包した独特の香りである。 中にはシラカワが沈められている。……
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