おいしい日記
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僕の好きな本①
日記僕の好きな本① 「安閑園の食卓」1986年刊。後に日本に移住しNHKの「きょうの料理」で活躍された、台湾台南出身の料理研究家 辛永清さんの幼少時代のお話。 ……
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長崎でのダンシング・スターズ
日記長崎でのダンシング・スターズ
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その店は路地にひっそりと佇んでいた。
食べ歩きその店は、路地にひっそりと佇んでいた。 四角いガス台、スリットが開いた鉄板という昔ながらのスタイルながら、肉の厚さも大きさもほぼ同寸で、誰が焼こうが焼きムラが……
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街の中華としての格
食べ歩き赤坂「珉珉」は、街の中華としての格を守っている。 気取らず、庶民的な値段で提供し、料理は素早く運ばれ、こだわりなどという野暮な言葉は使わず、丁寧な仕事を自慢も……
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今年最後の「やぁ!」
やぁ!今年最後の「やぁ!」か! 二人とも気合の入った、ナイスやぁ!
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ジェノヴェーゼはスパゲッティではなく
食べ歩き「ジェノヴェーゼはスパゲッティではなくて、こっちのほうが合うと思うんです」。 湧き立つ青々しい香りに包まれるジェノヴェーゼは、わざと固く茹でたトロフィエで和え……
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白子が、誇らしげに鎮座している。
食べ歩き蓋を取った瞬間、白味噌の丸い香りが頬を撫でた。 白子が、誇らしげに鎮座している。 汁を一口。 「ふうっ」。 安寧がカラダの底へ、降りていく。 続いて白……
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七代目木村利右ェ門の
食べ歩き七代目木村利右ェ門の釜揚げしらすは、茹でられたことをまだ知らない純がある。 ふんわりと舌に着地して、つたない甘みがカーブを描く ああ、つたない、つたない。 ……
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ハタの脂は
食べ歩きハタの脂は、半歩遅れてやってくる。 にゅるん。くにゃり。 ハタのコラーゲンが、唇や歯や舌を舐め尽くすと、ほんのりとした甘さが広がってから、脂が顔を出す。 ……
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ヒラメの白い肢体は、
食べ歩きヒラメの白い肢体は、かすかに抵抗しながら悶えると、和やかな甘みを滲ませながら、崩れていった。 そこへ酢飯の丸い香りと穏やかな米の甘みが抱き合い、戯れる。 あ……
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