胃袋をつかむ胃袋たち

• 和食,
• 高知,
• 白身魚,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• 魚内蔵

「子供の頃はね。泣きよったらブリ食わすぞいわれてね。そんくらい、安く、しょっちゅう食べてたんや」。 田中鮮魚店の主人田中さんは、そう言って笑われた。 ……

メゼババ3/6

• 東京,
• イタリア料理

★ブッラータとトマトのスープ 赤玉ねぎを極少量だけ入れただけで、何も入れていないトマトの粗ごしスープは、口に入れて数秒すると、喉の奥から甘みが現れる。 ……

クリッ

• 東京,
• 牛,
• イタリア料理

クリッ。
 噛んだ瞬間、そんな音が立ったような気がした。 
クリッ。クリッ。 
ジビーフのカイノミは、食べられることを喜んでいるようでもあり、抗っているよ……

気品のあるレバー

• 東京,
• イタリア料理,
• 内臓

レバーに気品を感じたのは、初めてである。
 オリーブオイルとバターで炒め、ブリオッシュに乗せられたレバーは、今まで食べたレバーのような、甘えが一切ない。 
……

「闇パン屋」のブリオッシュ

• フランス,
• パン　サンドイッチ　

ブリオッシュを一口食べて、鳥肌が立った。 
「闇パン屋」のブリオッシュである。
 店はパリの７区にある。
 しかし訪れても、パンは一つも売っていない。
 ……

御徒町「本家ぽん多」

バターと醤油をまとった蛤のジュースが、口の中で爆発する。

• 東京,
• 貝類,
• 洋食

ふっくらと太った蛤が、茶色に染まって、手招きする。 「おいしいよ」と、囁きかける。 食べようとすれば、醤油とバターが入り混じった香ばしさが顔を包み、もう食べる……

胃袋をつかむ胃袋たち

• 高知,
• 白身魚,
• 光り物,
• 葉茎菜,
• 赤身魚,
• 甲殻類

「子供の頃はね。泣きよったらブリ食わすぞいわれてね。そんくらい、安く、しょっちゅう食べてたんや」。 田中鮮魚店の主人田中さんは、そう言って笑われた。 ……

ミャンマーの子供たち

• 子供と食,
• 人,
• ミャンマー,
• 写真

ラオスのビエンチャンの時もそうだったが、ミャンマーでは、カメラを向けると皆子供が笑ってくれる。
 大笑いだったりハニカミだったりと、子供によって違いはあるけど……

ミャンマー最後の朝食

• 朝食,
• ミャンマー,
• パン　サンドイッチ　

ミャンマー最後の朝食は、ホテルでとった。
 こういう時の原則は、なるべく現地料理の麺料理とか米料理があっても、味見程度で済ませ、パン食を試すことにある。
 ……

認識の違い

• 炒飯,
• 中国料理,
• ミャンマー

海外に行くと、認識の違いに愕然とすることがある。 日本食と名乗っていて、遥かにかけ離れた料理にはもう慣れたけど、海外進出の大先輩である中国料理でさえ、これは明……