おいしい日記
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〜八戸三社大祭〜
日記〜八戸三社大祭〜 小学生も80歳のベテランも。みんなが主役です」。 三社大祭の山車を作るリーダーを長年務めるかては、そう誇らしげに語られた。 三社大祭もは……
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食べる人シリーズ6
日記食べる人シリーズ6 取り出したのは、かっぱえびせんだった。 推定40代半ばの男性は、黒いショルダーバックの中から「かっぱえびせん」を取り出すと、袋口を切った……
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<駅弁勝負> 第60番
駅弁駅弁勝負第37番 際どい勝負になるはずだった。 乗車時間がギリギリで、ホームで買うしかなかったからである。 ご存知ホーム売店では、JRパッセンジャーサービ……
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持っている
食べ歩き持っている。 レストランでそう思う時がある。 先日も天ぷら「前平」に出かけると、ご主人が言った。 「この時期に珍しく、ぎんぽうが入ったんです」。 煮ても……
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ふたを開けると川が流れていた。
食べ歩きふたを開けると川が流れていた。 石に見立てたナスの上に、安曇川のイワナが寝かされ、草に見立てたインゲンと甘草の花、柚子の実があしらわれる。 イワナを一口含む……
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夏が爆ぜた。
食べ歩き夏が爆ぜた。 口に近づけ、唇に触れ、香り、噛み、飲み込み、余韻が香る。 そのすべてに、夏がある。 食べる我々に、夏への感謝を募らせる。 「なかひがし」の……
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〜崇高なる甘み〜
食べ歩き〜崇高なる甘み〜 蘇民将来子孫也 「甘い」ということに、感謝する味だった。 銀座「大夢」の菓子は、厄除け粽である。 塗りの板と白石による河原に、紅ちがや……
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赤岡「西川屋」
〜日本一固い菓子を愛した〜
食べ歩き絶対前歯で噛んではいけない菓子に出会った。 創業400数年、土佐藩御用達菓子匠、赤岡「西川屋」のケンピは、日本一固い菓子である。 小麦粉とごくごく少量の卵、水……
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高知 赤岡「いづみ屋」
唯一無二。世界一手間をかけた焼きそば。
食べ歩き「焼きそばの予約注文が、大量に入っているんだなあ」。 赤岡の「いづみや食堂」に入った瞬間に、そう思った。 なにしろ、1メートル半はあろうかと思われる横長の鉄板……
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高知「廣末屋」
麺とニラの逆転。
食べ歩き「わわわ」。自分の目を疑った。 ここは、店も人家も無き街道に、ぽつりと店を構える、高知県香南市夜須町にあるお好み焼き屋、「廣末屋」である。 「焼きそばがおい……
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