おいしい日記
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<機内食シリーズ>第二回
<機内食シリーズ>第二回 前号まで。 昭和51年、1976年に初めての海外旅行で、機内食の鶏肉の洗礼を受けた青年は、アンカレッジについた。 ……
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<機内食シリーズ>第一回。
今年も海外は行けないのだろうか? あれほど生きたいと願い、年に数回行っていた海外も、なぜか次第に願望が薄れてきている。 だがせめて行けない分思いを馳せよ……
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一年越しのelan
「elan」1/8 去年初めて訪れた時も1/8 運命を感じる 「正月休み明けテコッックコートを着たらきつくなっちゃって」と笑う信太シェフだが、料理は去年より……
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「私の孤独」
「私の孤独」。 この曲を知ったのは、多くの人と同じように、寺尾聡主演のテレビドラマ「バラ色の人生」の主題歌である。 ジョルジュ・ムスタキは、17歳で非労働移……
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クエが微笑んでいた。
クエが微笑んでいた。 マッチョな魚が、柔和な表情を見せる。 内に秘めしエレガントを舌に乗せ、白ワインを恋しくさせる。 柚子オイルは、柚子の持つ華やかさだけ……
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ばちんっ。でれでれ。
ばちんっ。でれでれ。 指先で頬を弾かれながら、頬擦りされているようなカレーである。 ケララチキンカレーをベースに、山椒を加えた、「たんどーる」初のレトルトカ……
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幻の焼きそば屋3
前号まで 新橋の路地裏で「焼きそば専門店」を発見した田村。出された焼きそばは、偶然にも田村家で作られてきた、特殊な焼きそばだった。学生時代の体育会仲間に自……
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幻の焼きそば屋2
「いやあ、この間面白い店みつけてさあ。焼きそばの専門店なんだけど、その焼きそばってえのが、母さんの作った焼きそばそっくりなのよ。ぜひお前らにも我が家伝統の焼きそ……
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幻の焼きそば屋
「おっ。こんなところに店がある」。 新橋烏森口から浜松町方面に十分ほど歩いた辺りに、その店はあった。 通いなれた道だったが、狭い路地の突き当りに位置……
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隠れたファインプレー「ぽん多本家の揚げ油」
「料理王国」「隠れたファインプレー」より 「あの店の油はいいネ」。 明治大正の粋人たちは、洋食屋やとんかつ屋を評するのに、こんな言葉を交わしていたと……
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