食べ歩き
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①二人とも
食べ歩き , 日記 , やぁ!①二人とも蔵の人ではありません。やあっ! ②おいしいお酒を飲んだ後の「やあっ」は、笑顔が美しい。 ③山岳ガイドは、山を愛すプロの二人は、かくもどうして、チャ……
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高知の「一軒家」
食べ歩き高知の「一軒家」に行くと、お母さんがなんとも優しい笑顔で「いらっしゃい」と言ってくれる。 僕はもうそれだけでいい。 「なににしますか?」穏やかな口調である。……
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吹き寄せは
食べ歩き , 日記 , やぁ!吹き寄せは、秋を歌い、中でも栗の渋皮煮は、その力強さときめ細やかさで森に運んで行ってくれる。 常磐のヒラメは、生き生きと弾み、カマスの幽庵焼きそは、その塩……
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こんなにかけるんですか?
食べ歩き「こんなにかけるんですか? と言ってしまうくらい、グリュイエールをたっぷりかけるんです」。 チーズのうま味が心を溶かし、玉子の甘みに腹を抱えて笑い、きのこの香……
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フランス人でも
食べ歩きフランス人でもイタリア人でも、思いつかないだろう。 辛味に白トリュフ。フカヒレに白トリュフ。 「松露排翅」。発酵した青唐辛子の酢漬けで味付けたフカヒレである……
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東銀座「アンテリブル」
食べ歩き東銀座「アンテリブル」名物のパフェを撮ろうとしたら、カメラが可愛いパティシェにピントを合わせてしまった件。 ……
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酢飯の酸味が
食べ歩き酢飯の酸味が、カーブを描いて舌の上を流れていく。 そこに年増の艶を漂わすサワラがほぐれ、気品の中にエロスを秘めた白皮ぐじが身をよじる。 肝を抱いたカワハギは……
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「どうなのよ」と
食べ歩き「どうなのよ」と、豆がたずねる。 「君の重さが心地いいよ」と、ペンネが答える。 「オリーブ油とにんにく、水とローズマリーだけでじっくり炊かれたからね。僕の甘……
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サラダは男だった。
食べ歩きサラダは男だった。 葉脈を傷つけられ、塩と赤ワインヴィネガーをすりこめられ、オイルをまぶされる。 「どうだお前ら、まだ生きているか? お前らの力を見せてみろ……
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溶ける直腸
食べ歩きA直腸は、ふんわりと歯の間で踊り、甘く消えていく。 ああ、体の力が抜けるからもうやめて。 一頭から二個しか取れないというコメカミは、噛み締めれば噛みしめるほ……
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