知り合いからコメッコをいただいた。スナック菓子を普段食べない身分としては、会社のみんなにでも食べてもらおうかなと、軽い気分で箱をあけ、一口食べて、目が丸くなった。
なんともうまい。香ばしいしょうゆの香りとしょうゆを煮詰めたような、うまみの凝縮がまとわりついていて、日本人魂を揺さぶるのである。
しかも困ったことに手が止められない。困ったことにビールにも日本酒にも合う。困ったことに食べさせると誰もが「うまい」を連発する。困ったことにあっという間になくなってしまった。
よくよくパッケージを見たら非売品とある。塩昆布煮汁使用ともある。町人の暮らしぶりを書いた江戸時代の絵もしぶい。
調べてみれば、大阪淀屋橋で天明元年(1781年)から続く、老舗塩昆布屋さんで、ある程度買うとサービスでくれるらしい。
なくなりゆく超コメッコを見つめながら、次に大阪に行くのはいつか考えている。
知り合いからコメッコをいただいた
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