「奴」精進弁当 インスタント焼きそば
昨日ライブが終わって12時。新地のみやざわかクロドミヤンに一人いくことも考えたが、おとなしくホテルに帰った。
しかし帰り際にコンビにチェックして、日清の鶴橋風月焼きそばをつい買ってしまった。風月ならこれに玉子をかけまわしてくれるのになぁと思いながら食べたが、釈然とせず。
ちょいと味が上品すぎで麺が無理しすぎている。
朝食はいつもの通り。新阪急食堂街の朝七時からやっている「奴」へ。
ホテル朝食もいいが最近はここ一辺倒。
かやく飯定食四百円に、出来立てだしまき玉子百五十円を頼み、充足。ポテトサラダにも触手を伸ばさんとしたが、きのうの森清に敬意を評して我慢。
これで充分。ここで焼き魚を頼んじゃいけません。
さてこれから三時間、待ち時間をかけると四時間後に昼食。
いつもなら新大阪駅にて豊富な「水了軒」弁当に頭を悩ますが、今日は趣向を変えて、予約ののぞみより一便早いこだまに乗って京都に向かい、「萩乃家」の精進弁当を購入。
熱海を過ぎた辺りでひも解いて食べる。
しみじみ。
おいしさでは水了軒のほうがレベルが高いが、精進弁当はしまいやの京都人の精神が滲みてみていて、しみじみとした気分になる。ここがプチマゾになって買う理由である。
世間の京料理への勝手なイメージと違って、煮ものの味は濃いし、着色剤やサッカリンも使っている。
でも精進。
無理と矛盾が現代で、京都の実直が匂っていて、つい買ってしまう。
「精進弁当」千円
一の枡
若布ご飯
殻つきピーナッツ(いつ食えというんじゃぃ)
奈良漬
二の枡
ひじき
小芋
南瓜煮
ひろうす
筍
栗チップ
三の枡
りんご梅肉和え(再び、いつ食えというんじゃぃ)
枝豆 はす麹味噌和え
粟麩と蓬麩の田楽
黒豆
四の枡
胡麻豆腐
もみじ麩
湯葉
豆腐シュウマイ(意外にうまし)
おから揚げ