<弁当勝負>大人買い

食べ歩き , 駅弁 ,

<弁当勝負>
久々の大人買いである。
ちょいと覗くだけ覗こうと、東京駅の「祭」に行くと、「味の陣」というフェア真っ盛りで、珍しい駅弁が数多くあるではないか。
すでに400近い駅弁を食べてきたが、まだ食べたことのないものがある。
そこで二つ買った。
一つは、あんこうの唐揚げと限定という点に惹かれて、水戸の「磯べん」を手にした。
だがもう一つの復刻系パッケージに惹かれ、東華軒の幕内「上等弁当」も購入した
「牛べん」のヒットで知られる(ちなみに「祭」で売られている牛肉弁当の中では最も推しである)しまだフーズの「磯べん」はタコがいい。
だがアンコウは、僕の未熟な舌では、アンコウだとは判別できなかった。
そこが少し残念である。
「小鯵押し寿司」で知られる、小田原の老舗弁当屋「東華軒」の上等弁当」は、よくできている。
幕の内弁当の三種の神器である、蒲鉾、玉子焼、焼き魚の質が高い。
そして、崎陽軒とつい比較してしまう焼売のご飯感気力も高い。
また鳥そぼろではなく、餡状となった「鳥筍そぼろ」がいい。
こいつを白ご飯にかけて食べると、たまらなかった。
さて隣の推定670代の男性は、「チキン弁当」。
昔は縦積みだったが横長に変わった、老舗弁当である。
薄味のチキンライスと唐揚げという普遍弁当である。
観ているときっと、チキンライスが好きなのね。
チキンライスから手をつけ、半分くらい食べ進んだところでようやく唐揚げを齧られた。
そして先にチキンライスがなくなるかと思いきや、見事な計算でピタリと両者が中うなった。
パチパチ。
決まった着地に心の中で拍手を送る。
だが今回は、ノスタルジーでは「上等弁当「を勝たせてください。
318 磯べん 茨城 しまだフーズ 1380円
ご飯 2おかず 1 価格1箸2 特記 郷土色1か個性点ノスタルジー総計6点
原材料名:たこ入り茶飯 (茨城県産米)1、煮たこ2、 あんこう唐揚げ1、 あさり佃煮1、 桜漬け1、かまぼこ1、一口昆布巻1
319 上等御弁当 1200円小田原東華軒
ご飯 2おかず 2 価格1箸1 特記 郷土色か個性点ノスタルジー1総計7点
(国産米使用)、 煮物 (椎茸、竹輪、人参、金時豆)2、大根醤油漬1、蒲鉾1、小梅漬1、ごま、銀鮭塩焼き2、玉子焼き1、フライ1、シュウマイ2、筍鶏そぼろ2、添付からし/
ところでこの上等弁当の下に書かれている「飯沼ンじ」とは一体なんぞや?
どなたか知っている人がいたら教えてください。