<弁当勝負>北陸新幹線延伸・にぎわい福弁当

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福井県と仕事をしているので、これは買わなくてはいけないと,即購入した。

北陸新幹線延伸・にぎわい福弁当1750円 (税込)と、駅弁界では高価であら。

包み紙の裏側には,福井の景勝地の案内が書かれ、中のチラシには、「東京駅から福井県への延伸と繋がりをイメージして,福井県の郷土料理をイメージした食材に、日本ばし大増の野菜のうま煮や〜後略。,などと書かれている。

イメージという言葉が二つ重なっている点と、「郷土料理をイメージして」という意味が重なっている点が気にはなったものの、食べ始めた、

1.郷土料理をイメージして,実際に調査,試食する余裕がなかったのだろう。福井県 比率は30%以下である。

2.ニシン昆布巻、サツマイモ甘煮福井梅のせ。羽二重餅、里芋のころ煮、厚揚煮がそれであるが,さつまいも甘煮が郷土料理であるとはつゆ知らず、また僕の未熟な舌のせいか,弁当を揺らした隙にどこかに行ったのか,梅の味はどこにも探せなかった。

3.へしこも醤油干しも、鯖の姿焼も、カニもイカも海藻も、すこもごんざも、にしんすしもない。

なんか地味な国だなあと思わせらる内容でもある。

4.食べ手への鍛錬を促しているのだろう。里芋の煮っ転がしや鶏の照り焼きには酢飯が合わない。

5.厚揚げも,福井の大きな厚揚げでは,みんな驚くと思った配慮だろう。普通の厚揚げである。

6.準備不足を恥じて、値段を高くしたのかもしれない。安易に買ってもらうことを避けようとしているのだろう。

数々の配慮が災いして、今日の弁当勝負は,ことごとく敗北した。