駅弁勝負

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駅弁勝負

旅に出る時は、旅情を盛り上げるため、向かう先の駅弁を、東京駅で買う。

これは鉄則である。

前回買った、秋田のサキホコレ弁当が素晴らし買ったので、今回秋田へ向かう車中の朝食としてとして、サキホコレ特上弁当を購入した。

サキホコレは、秋田県がアキタコマチ誕生から30数年して、開発した高級米である。

まず米がおいしい。

もちっと粘り系で、甘みに品がある。

そしておかずの質も高い。

駅弁に封入されているアスパラは、過去、ずうっと昔はアスパラだったんですというものだらけだったが、これは香りがある。

鮭も、海老も、鶏肉もよく、いぶりの大根と人参が入っているとこも憎い。

唯一の欠点は、せっかくのおいしいご飯の上に、すき焼き風牛肉や鶏そぼろを乗せちゃった点だらう。

並のサキホコレは、凛々しい日の丸弁当で、「さあご飯を食べてください」という、潔さがあったが、これは日和ったね。

その点で言えば、並のほうがいいかもしれない。

さて隣は、推定40前半3人組の中国系観光客で、「秋田牛肉づくし」と、「牛肉ど真ん中」、「3種味牛肉弁当」を買い込んでいた。

牛肉が好きなのね。

「3種」を除けば、秋田と山形の弁当なので、鉄則に沿っている。

しかしここに「牛めし」が加わっていれば、勝負が危うかったが、今回は圧勝である。

270秋田県「サキホコレ」1250円関根屋

ご飯 2おかず2価格1箸2特米 郷土色1総計9点

サキホコレ」の白いご飯 秋田牛すきやき風煮(椎茸、筍入り)野菜添え 比内地鶏ミニメンチ

いぶりがっこ盛り合わせ(大根・人参)

秋田県産とんぶり入り蒲鉾 秋田県產椎茸煮

厚焼き卵 こごみ胡麻和え

271 秋田県「サキホコレ」特上弁当1780円関根屋

ご飯 2おかず 2価格1箸2 特:ご飯 郷土色1か個性点ノスタルジー総計9点

秋田牛と筍と椎茸のすき焼き風煮、 比内地鶏そぼろ 鮭塩麹焼2 エビ煮2 とんぶり入り揚げ蒲鉾串、ふき煮、わかさぎから揚げ、 紅あずま甘露煮、人参煮、いぶり大根漬、 いぶり人参漬、梅、 アスパラ2 ごま