駅弁勝負第71番

駅弁 ,

駅弁勝負第61回
朝6時半の新幹線に乗って新潟を目指している。
昨夜の濃いメンツとの痛飲で、朝陽が眩しい。
この時間の問題は、選択肢が少ないことである。祭は開店前だし、サウスコートもグランスタもやっていない。
駅弁屋で、大船軒の幕の内をかろうじて買った。
しかし一方で、もしあなたが駅弁勝負で勝とうと思ったら、この時間に乗るべきである。
周囲は、僕みたいな物見遊山の客は皆無で、皆仕事に向かうサラリーマンである。
弁当を買っている人は、これまた皆無で、サンドイッチかおにぎりの人しかいない。
大船軒の幕の内は、低得点だったが、楽勝である。
隣の50代中盤のだんせは、「厚切りカツとごろっと玉子のサンドイッチ」にお茶!
その隣40代半ばの男性は、コンビニで買ったであろう、ホットドッグ風サンドにワッフル、そしてラテ。
また勝たせていただいた。
さて、北陸新幹線だが、東京駅から乗って25分過ぎたあたりでビル群がなくなり、田畑が見えてくる。
この辺りで弁当を紐解くのがいいだろう。
進行方向に向かって右側はへいやだが、時折ビル群が現れるので、左側、つまりE席に座り、遠く山々を望みながら食べるといい。
旅情を高めたいなら、乗車40分後がベストである。
驛弁幕の内 1100円 大船軒
ご飯 2おかず 1 価格1
箸1 特記 郷土色か個性点ノスタルジー
総計5点
玉子焼き、蒲鉾、鮭塩焼き エビフライ2 煮物盛り合わせ{筍、椎茸、フキ、高野豆腐、味付けケミカル濃肉団子甘酢あん2 大根漬け
牛蒡そぼろ味噌煮 梅干しごはん