駅弁やめて寿司を食う。

食べ歩き ,

最近の東京駅「祭」は、新しい駅弁がない。
全部食べたことがある弁当ばかりで、面白味がない。
そこで東京駅で売っている駅弁で最高峰の「でとて」の弁当を買うべく、グランスターに向かった。
西京焼きか海苔弁当か迷っているうちに、ふと寿司屋が目に入り、入ってしまった。
寿司板前には、70代を優に超えたとみられる、ベテラン職人が2人立って、実に雰囲気がある。
すっかり気をよくして、アジ、シメサバ、イカ、赤身、鮪のほほ、エビ、ミル貝ヒモ、赤貝ヒモ、芽ねぎ、ホッキ貝ヒモ、カッパ巻ワサビを効かせてと、次々と頼んだ。
ガリに醤油を浸し、タネの上に塗ってから、手で食べる。
寿司ネタとしては、北寄貝とミル貝のヒモたまのあという珍しいものがある。
結論としては、ミル貝はいいが、北寄貝は、あまりヒモの意味がない。
生ビール二杯飲んで、3200円。
日本はいい国だ。