酒そばである 2015.07.24 食べ歩き , 日本酒 , 佐賀 , そば Tweet 酒そばである。 粗挽き十割そばを、地酒「宮の松」に、とぷんと潜らせてから、そばつゆに浸けて手繰る。 するとどうだろう。 そばの香りが酒の甘い香りに溶けて、たおやかになる。 そばつゆの味がまろやかになりながら、ふくよかにもなる。 そばがちょいと酔っぱらって、上機嫌になっている。 だから食べる人間も調子よくなって、愉快になる。 有田の窯元 乃利陶窯 樋口憲人氏の自慢のそばである。