行列がいけない。
嫌いな行列に1時間も並んだのだからと、「ボタニカリー」に,
キーマと玉子ピクルスにクリームチーズ豆腐をトッピングし、ビールまで頼んでしまった。
折角並んだのだからと、激辛100円増しにもしてしまった。
カルダモンの香りが生き生きと鼻を突くカレーは、ベースのフォンがうますぎずほどよく、トマトとほうれん草のルーや粗挽きキーマの味がからんで、複雑さを増し、さらに野菜のピクルスやチャナ豆などを混ぜ込んで食べ、クリームチーズや玉子をつぶして、混沌を深めて恍惚を呼ぶ。
これで900円とは(ボクは1800円を使ったが)、近隣の人隊が中毒になるのも、やむを得ない。
汗を噴き出し、辛さと香りの余韻を噛み締めながら店を出て、1時間並んで10分で食べ終えたのだからと、また理由を付け、辛さ消火ぼために、「ドゥルベ・ボレロ」のアイアシュッケを買ってしまった。