札幌「ラ・サンテ」 生きているという証。 2015.06.12 食べ歩き , 葉茎菜 , フランス料理 , 札幌 Tweet 「生きてるよ」。 噛みしめる度に、アスパラが囁く。 熊笹と塩で包まれ、230℃で蒸し焼きにされたアスパラは、命の気配をたっぷりと残していた。 シャクシャク。 穂先を噛めば、ほの甘い香りが漂って、切ない気分となる。 コリッコリッ。 根元を噛めば、大地のほろ苦い養分が口一杯に満たされて、ありがとうと呟く。 これこそが生きているという証。 白アスパラガスの塩竈焼き。