朝から毛豆である。
朝一番で弘前長内さんの畑に行き、毛豆を収穫し、その場で茹でた。
なにしろ、畑に収穫に行く前に湯を沸かしとけ、と言われる、鮮度が命の枝豆である。
こんな幸せなことはない。
生で触る毛豆の毛はふんわりと優しく滑らかで、毛皮を触っているようだった。
そいつをその場で茹でる。
生産者の長内さんが、まず最初に一鞘食べて、その瞬間に「うまいっ」と叫んだのだからたまらない。
一同の手が次々と伸びる。
熱々を頬張れば、ほくっとして甘く、栗のような甘い香りと、豆らしい青い香りが広がって、思わず顔が崩れる。
豆を運ぶ手が止まりません。
皆がニコニコしながら、猛然と豆を食べています。
毛豆プリンスの長内さんも、毛豆プリンセスの妃咲美さんも、笑顔が素敵なのは、いつも食べているせいかなあ。