昨日は大人の修学旅行で国会議事堂に出かけた

食べ歩き ,

昨日は大人の修学旅行で国会議事堂に出かけた。
総理と麻王大臣の椅子の座り心地の違い、議長室のゴブラン織りやお休所の乾漆、ホールにある大理石の柱にある巻貝の化石、足早に通り過ぎる大臣のオーラなど様々なことに感銘を受けながら、議員食堂で「カツカレー」を食べた。
930円とケッコウ高い。
政治家の方も、十二分に消費貢献する価格である。
街の食堂とは異なる稀有な点が3つあった。
①ご飯が紡錘形に形作られている。アルミ製の型抜きである。昭和の時代はよく見かけたが、平成では珍しい。
②ありのままを受け止めろ。真っ白な気持ちで立ち向かえと言う訓示だろうか、
テーブルには、塩胡椒、醤油、ソースの類が一切置かれていない。
もちろん、ありのままに立ち向かえない僕は、給仕にソースをお願いした。
③カツにかかりしは、ビーフカレーである。カツカレーにビーフカレー。珍しい。普通は
具無カレーかポークカレーであろう。
牛と豚である。それが結構合う。違う動物同士でも手を取り合って仲良くせよという訓
示なのか。
さすが国会議事堂の食堂である。「和をもって貴としとなし」という聖徳太子以来の教え
が守られているのであった。