昨夜は「Ma Bourgone」に急行し、とりあえずタルタルステーキを頼む。
冷蔵庫の中で切ったという、粗くもなく細か過ぎもない絶妙な肉の切り方と、たぶん意識的だと思われるバラバラに切った玉葱の食感がなせる役目に感心しながらワインを飲んだのであります。
さらにミキュイに加熱されたニシンとジャガイモの皿にも一日の長を感じられるのでありました。
次には本屋ワインバーに行き、エルミタージュはなかったものの、濃ゆい赤ワインをぐびっと行きながら、やけにハイテンションのオーナーの香港女性と仲良くなり、オスロでプライベートレストランをやっているという、詩人で映画監督でもあるチリ人とも意気投合したのでありました。
そして篠塚シェフの「Enfants Rouges」に向かい、仔牛の煮込みやら半熟卵のペシャメルソース、リードヴォーをやっつけて、良き夜は終わりましたとさ。
Enfants Rouges」の話はまた今度。