春ちかし。

食べ歩き ,

昨日は仕事が10過ぎに上がって、誰かを誘って誕生日を祝ってもらおうなんてぇ考えが浮かんだが、どうもめんどくせぇ。
よしたまには一人で、自分にご馳走してやろうじゃねぇかと(よく考えてみれば、しょっちゅう馳走してんですがネ)、渋谷のすし屋「秋月」に寄った。
まず出された水の美味しかったこと。エルブリも使っている水だそうで、甘露なすがすがしさが、すうっと細胞に入っていく。
今日はめでたい。ええい、食べるだけ食べてやれと(よく考えてみれば、今日だけではないのですが)、佐賀いろは島の牡蠣の昆布〆、サバの昆布巻き、コハダ、アジ、づけ、さわら炙りとつまんで、子持ちヤリイカ煮(写真)とえぼ鯛の焼いたのをもらって、燗酒を二本。
平目と昆布〆、さわら(写真)、サバ、カンパチ、すみいか、サヨリ昆布〆、赤貝、赤身、煮蛤、わさび利かせた胡麻なしのかっぱ巻き、干瓢巻き、玉子を握ってもらって、燗酒二本。
やりいか、さわらうまし。粉雪ちらつく夜なれど、春近し。
ほろ酔い加減、胸にぽかぽか春が来て、足はモルトを飲みに行く。