手応えは必要なのか?

食べ歩き ,

大阪天満の「千草」に来て、千草焼きを頼み、いつも思う。
少し厚めの豚ロース肉が入っていて、芥子の実をかけるのが特徴である。
豚肉は焼かず、生地を敷いて豚肉を乗せ、生地を上からかぶせて焼く。
つまり豚肉は蒸し焼きとなるわけで、素人には焼き加減が難しいのだろう。
店の人が焼いてくれる。
ここではいつも千草焼きだが、食べて思う。
普通の豚手とは違い、豚肉の手応えがあっておいしいのだが、ここではたと考える。
手応えは必要なのかと。
お好み焼きは、生地を食べるものであって、具は脇役ではないかと。
だから普通の豚天の方が正しいのではないだろうかと食べながら悩むわけである。
まあ、関東人のうざいぼやきでごめんなさい