4/1に発売された崎陽軒の新人を、ようやく食べることができた。
ピラフ弁当(冷凍は健在)亡き後、唯一の洋食弁当である。
横浜赤煉瓦倉庫を、イメージした包装紙がそそられる。
おかずは、シウマイ、鳥唐揚げ、パプリカピクルス、ポテトサラダ、ハンバーグ、ほうれん草入りペンネのジェノベーゼという布陣であった。
鳥唐揚げ、シウマイは従来のもの、パプリカとポテサラは、ピラフ弁当と同じものだが、ピクルスは、ピラフ弁当時より厚く、酢が効いて良くなっている。
つなぎが多めを想像しがちだが、肉肉しく、ケチャップ入りデミグラスもご飯が恋しくなる。
ピラフと合わせて食べてもいい。
もう一つのペンネだが、ナポリタンやマカロニサラダ以外で、本格パスタを詰めた弁当は、駅弁史上初めてではないだろうか。
しかもほうれん草を打ち込んだペンネである。ジェノベーゼである。
念の為AIに聞いてみたが、珍しく熟考の上ないと結論づけた(ちなみに洋食弁当には触れておらず、僕がアップした後、加えられるかもしれない)。
ほのかに香るバジル香はいいが、攻めたパスタゆえ、もう少し味を強めた方がいいと思われる。
さて肝心のピラフだが、イタリア産完熟トマトパウダー使用と、気合が入っているものの、トマト感は淡い。
おかずを受け止める意味で、あえて薄味なのかもしれない
黒胡椒の袋が入っていて、これをピラフにかけると、アクセントが効いて、面白かった。
ハンバーグを少し崩して入れてもおいしい。
314トマト香るピラフの洋食弁当
900 崎陽軒
ご飯 1おかず 2価格2箸1 特記 郷土色か個性点1ノスタルジー総計点7
ピラフ [うるち米(国産)、 野菜ソテー (たまねぎ、人参) ベーコン、コーン、マッシュルーム、みりん、ビーフコンソメ、バター、鶏がらスープ、 トマトパウダー、