崎陽軒のシウマイには、 約65通りの食べ方があるのである。
「シウマイ弁当」での食べ方は一択だが、15個入りのシウマイを買って、様々に楽しもう。
1.醤油をつけるか否か。
2.辛子をつけるか否か。
3.醤油と辛子を同時につけるか否か
5.醤油を上と下どちらにつけるべきか。
6.辛子を醤油を漬けた面か、つけない面につけるべきか。
7.下側、つまり舌側には、醤油や辛子をつけた側を、当ててたべるべきかどうか。
その他、一度に2個食べたらどうなるのか。一口で食べずに、二口で食べたらどうか。何回噛むのがベストであるとか、添付されていない、酢やソースをかけたらどうなるのかという問題もあるが、ここは、外そう。
さて、様々に試してみた。
醤油、辛子はつけなくともうまいが、ここは醤油辛子をつけた場合を実証したい。
醤油は底面、つまり皮で覆われている方につけ、それを舌に当てる。
皮のぬるっとした食感が醤油で濡れて、さらに魅力を増し、直接舌が醤油に触れて、ご飯
換気力が増す。
醤油を上側にしても良いが、噛んでいる後から醤油味がくるので、なじみ感が薄いのである。
さらに辛子のつける場所だか、下側につけると、当然ながらいきなり辛い。
上につけると後から辛味がやってきていいのだが、そのアクセントが時すでに遅しの感がある。
あるいは醤油に辛子を溶くという手もあるが、そうすると刺激が弱まり、ややダイナミズムに欠けてしまう。
ゆえに正解は、辛子をサイドにつける、である。
サイドの下側でなく、真ん中くらいにつけ、一口でバクッといけたら、あなたはシウマイ上級者として、認められよう。