先月この店のことを書いて、気がかりが2点あった。
1.昼ごはんはどうなのか。
2.食堂の前に「おしゃれな」と記されていた、と書いたが、僕の妄想ではなかったか。
確かめに行った。
お昼は安い。
千円のである。
店にいらっしゃったのは、総務部長。
お姉さまのサービスはいらっしゃらず、昼は外国人である。
で、やはりありました。「おしゃれ」です。
テーブルの上は節分ということもあり、鬼のミニお面。
変だなあ。
さて何にするか。
こういう場合、タベアルキストは食べたいものを頼めない。
一番腕を確かめられるもの、素材の質を確かめられるもの、他店と差が出るものを選ぶのだ。悲しいサガである。
ハンバーグとイワシで悩み、イワシに決定。
「いわしのお煮つけ」。
「お」は、いらない気がするけどなあ。
「サービスのオチャデス」。
たどたどしい日本語でお茶が出される。
「何のお茶ですか」。
「アー、ソレハソウデスネ。ソウ、ジラミギクデス」。
「じらみぎく?」
「シラミギクデス」。
「シラミ菊」。
後でお茶を扱っているコーナーを見た。
白菊である。
イワシが来た。
お煮つけはいいお味。
総務部長やるな。
でも小さくて、これじゃあおいしいご飯のおかずとして足りないよ。
小鉢もあまりご飯が進みません。
お味噌汁は香り高いが、具がナルトです。
もう一度言います
ナルトです。
ご飯が余ったので、玉子と納豆を追加注文。
これが各百円とリーズナブル。
最後は牧元式泡立てTKGで満足。
節分の豆をポリポリやって店内を眺めていて、お子様ランチ発見。
すごい。
容器お持ち帰りできるのです。
お洒落な食堂には、まだまだ多くの【変】が、隠れているのに違いない。