グレープフルーツの二面性。

食べ歩き ,

グレープフルーツは、ジュースがうまい。

飲むのは、起きぬけに限る。

冷えた奴を絞って、薄手のグラスに入れ、コクッと飲む。

清々しい香りが鼻に抜け、澄んだ味わいが、胃袋と脳を起こす。

時期は夏もいいが、甘くて酸味が柔らかいフロリダ産が出回る、冬から春がいい。

実はグレープフルーツにはもう一面があって、カクテルにしても生きる果物である。

好きなのは、青山「JADA」のカシス、コニャックと合わせた艶っぽいカクテル。

名前はいまだ知らないが。