名古屋「コンパル」

エビフリャアを挟んで。

食べ歩き ,

名古屋では朝一番に、「エビフライサンド」を食べに行く。
下からトースト、薄焼き卵、揚げたてエビフライ、タルタルソース、甘辛いとんかつソース、キャベツの千切り、トーストという構造である。
かなり大口を開けて食べないと崩れる高さというか厚みゆえ、おちょぼ口の人は無理だろう。
さて、この写真の姿のままつかみ、かじると、玉子の優しい甘みが来て後からエビフリャアが来る。
エビフリャアの存在感を感じたい方は、キャベツ側を下にして食べるといい。
するとカリッとした揚げたてならではの衣の食感が来て、キャベツやソース、卵が追いかけて、実に調子がいい。
パンを上下に固定する王道の食べ方もいいが、サイド攻めも捨てがたい。
つまり、サンドイッチをくるりと45度回転させ、断面を上下にして構える。
しかるのち食べようってえのが、サイド攻めである。
するとまずエビの甘さが舌に当たり、ソース衣キャベツ卵と広がり、渾然一体となるドラマが待ち構えている。
どう食べても、皿にソースがこぼれてしまうので、断面になすりつけてからのサイド攻めもおすすめである。