つめあま8 竹流し水羊羹・京都 二条駿河屋

 

 

包装紙を取ると、簾にくるまれた箱が現れ、中には見るからに清涼な細青竹が並ぶ。

笹包みを解き、添えられた針で竹筒の節に空気穴を開け、逆側から吸うようにして水羊羹を取り出す。黒々、艶々とした水羊羹を口に滑り込ませれば、ひんやりと冷たく、ゆっくりと噛めば甘さも食感も繊細で淡く、はかない。

その凛々しい品と口腔を流れる清涼の風に、しばしうっとりとなる。

冷やして氷を浮かべた煎茶と食べたい。4~十月限定。1本330円

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