ざるそばの食べ方。

食べ歩き ,

昨日は雨の中コンペ、筑波の霞ヶ浦国際。
パブリックながら、かなり手ごわい。
和朝食の焼き魚は、キンメの西京はめずらしい。
昼は「霞ヶ浦定食」。ワカサギフライとトン汁。
つくばでなぜわかさぎかは疑問が残る。

さて本題>

夜遅く 小腹がすいて「木屋」に入って、きつねうどんを頼む。

隣には、中国人男性の二人組が。
どうやら「掻き揚げ ざるそば」1250円なりを頼んだ模様。リッチ。

「掻き揚げ ざるそば」が登場。
すると件の二人、
1、ざるを持ち上げて、下の皿を眺めた。
2、猪口に入ったつゆの匂いをかぐ。
3、そばをまずそのまま数本食べた。

{おっ、通か}
と思ったのつかの間、
ネギをそばの上に全部ぶちまけ、さらにつゆをドレッシングの如くたらたらとかけ始めた。

「そうじゃないだろう、隣でざるうどん食っている奴がいるだろう。見習うんだ。今すぐに」。
二人には、そんな心の叫びも届かない。

 よほどキツネをやめて、ざるそばを頼み、自ら食べ方を実践指南して、日中友好に貢献してやろうとかも思ったが、人間はどのように学習していくのか、見守ることにした。

1、掻き揚げはそのまま齧っていたが、ちぎって食べるように
  なった。
2、掻き揚げを猪口のつゆにつけた。
3、そばにかけていたネギに違和感を感じたらしく、再び小皿
  に戻すも、全部拾いきれず。
4、そばを食べながら二人で協議。
 「味がぜんぜんしねぇな」。
 「ソースかけてもざるから下に落ちちゃうしな」
 「こんなもんか」
 おそらく。
5、つゆをネギの平たい小皿に投入。そこにそば浸けるとい
  う、至難の技を生み出す。
6、上からすすっても味がしないので、小皿に少しだけ浸かっ
  たそばの部分を高く上げ、口に落としいれる。
7、再び協議。
 「これ腕が疲れるな」
 「日本人は忍耐強いと聞いてきただろう」
 おそらく。
8、ついに一人が、猪口につけることを発見。
 パチパチ。

 だがそばの残りは数本。