これはもはや恋である 2015.02.07 食べ歩き , 東京 , フランス料理 , 魚卵 白子 Tweet バターの香りをまとい、カリッと焼けた表皮に、歯が刺さる。 そうでない白き部分は、薄皮などないようにとつぶれて、てろんと舌に甘えてくる。 白子の精髄が、心を溶かし、下半身を熱くさせる。 うまさを超えた官能が、僕の体を弛緩させる。 これはもはや恋である。 北島亭にて。