おでんはじめました。
虎ノ門ポップアップでは、昨夜から元「杉もと」店主の杉本さんによる、おでん屋が始まりました。
上品と下品。
えびしんじょうと赤ウィンナー巻の競演です・
海老の優しい甘みが広がって、気品ある余韻が残る中でウィンナー巻きにかじりつく。
途端に下品なうま味がやってきて、口の中を席巻する。
その上品と下品のせめぎ合いが好きだなあ。
あるいは牡蠣のおでんは、おでんの黄金つゆにボウモアを少し垂らすと、潮の香りが強まって、つゆは途端に色気増す。
大根は、鳥味噌か干しエビか。僕は干しエビと大根の出会いが大好きです。
新亀のぬる燗が止まりません。
芹のおでんはいいもんだと根っこをシャキシャキ。
途中でアマダイの昆布締めを挟みながらひれ酒飲んで、白子や玉子、豆腐といって、最後はクエのおでんときたもんだ。
おでんつゆに溶けたゼラチン質がたまらない。
よしそれならとそのクエの滋味が溶け出したおでんつゆを温めてもらい、茶漬けにした。
ははは。今度は笑いが止まりませ