「細うどん さかえ」

うどん屋がなんでないんや

食べ歩き ,

ウイグル自治区料理屋やアフガニスタン料理屋まで、なんでもありの食都東京。

でも、当たり前のきつねうどんが食べられる店がなんでないん?

讃岐うどん屋はいっぱいあるのに、あのおだしのきいたつゆにしなやかうどんからむ、うどんを食べさせる店がない。

むかし西麻布に「今井」の支店があったなあ。

深夜に、「きざみうどん」と「かやくごはん」食べさせる店があったら、流行りそうなのになあ。

「つるとんたん」?

高いし、量が多いよね。

 

新地の「細うどん さかえ」。

ちょいと時間が空いたので、ぶらり。

「マカロニサラダ」に「鯖の味噌煮」頼めば「鯖は尾っぽ側と腹側どっちにします?」と、聞いてくれる

ビールやってから、ぬる燗。

「鳥肝煮」が酒に合うぜこんちくしょう。

締めは「カレーうどん」

ダシとカレーが、互いを認め合いながらまったり握手して、つるつると。

ほっこりうまい。

うますぎない優しさに満ちてる。

「ごちそうさん」。

小さな幸せ三十分。

ああ、こんな店がなんでないんや。