あんことマーガリンにトースト。
ありである。
油脂に砂糖という、本能的必須栄養素に、体が素直に反応をしている。
しかしこの味と、サラダ、ベーコン、ソーセージ、ポテサラ、玉子サラダが、合わない。ホットドックも合わない。
あんことマーガリンを塗ったトーストを食べた後にこれらを食べると、舌がパニックを起こす。
しかたなく、一端あんこの事は忘れ、サラダ、ベーコン、ソーセージ、ポテサラ、玉子サラダ、ホットドックを淡々と食べる。
このトースト半切れで、ベーコン、ソーセージ、ポテサラ、玉子サラダを受け止めるのは、至難のワザだけどね。
最後にパンにあんことマーガリンを塗って食べる。
う〜ん。ありである。
味覚が堕落していく自分を見つめながら、一方で、それを喜んでいる自虐がいる。
これは実質優先主義なのか?
それとも自らを客観視して笑う、アイロニカルな素養を育てるのか?
そんなバカなコトを考えながら、いま名古屋式朝食を食べている。