ああ君は、可愛らしいのにたくましい。
唇にはつるんと優しく触れるのに、噛めばむっちりとして歯を押し返す。
よくよく練られた餡も凛々しくて、噛む喜びを与えてくれる。
そして飲み込もうとする瞬間に、野生の香りが顔を出す。
姿と味とのギャップにやられたよ。
クセになっちまいそうだ。
愛らしいロシア女性が、実はしたたかな人生観を秘めて、そこにどうしようもない色気があるような。
そうだ僕は映画「RED SPARROW」のジェニファー・ローレンスを夢想しちまったよ。
ペリメニキッチンの鹿肉のペリメニ。