「マメ豆チャン」

日記 ,

豆部部長伊藤くん、今回の豆スープ「マメ豆チャン」には、三種類の豆が入っていると言いましたが、その一つがパンダ豆です。
部長ならご存知だと思いますが、北海道や長野県の一部で細々と栽培されている北海道の在来種です。
白と黒のまだら模様から「パンダ豆」と呼ばれているのですが、陰陽魚太極図に似ていることから、Ying-Yang Bean(インヤン・ビーン)とも呼ばれているそうです。
写真右側の豆がパンダ豆です。
実は「パンダ豆」の栽培には手間がかかり、成熟して手積みをし、自然乾燥させるなど、丹念に作られる乾燥豆なのです。
パンダ豆を入れた理由は、優しい甘みです。
この優しい甘みが必要でした。
ひよこ豆の香りや白花豆の甘みとは異なる穏やかさが、スープの味わいを陰で支えているのです。
だから強すぎない。
毎日飲んでも飽きないスープが出来上がったと思っています。
陰陽のバランスが大切なように、スープも、甘すぎたり濃すぎてはいけない。
その調和を、パンダ豆は担ってくれているのですね。
人間社会だってそうです。
目立たないけど、欠かせないものがある。
パンダ豆はそのことを教えてくれたと思っています。