続 深夜の炭水化物攻撃。 八戸「キッチンドリーム」

食べ歩き

続 深夜の炭水化物攻撃。
「八戸の人は、飲んだ締めにラーメンではなくてカツ丼を食べます」。
4年前に青森県庁の職員から得た言質である。
その後、裏付けとなる光景をたくさん見て来た。
そしてまた目の前には、新たな世界広がっている。
さあ「キッチンドリーム」の厨房で、おばさんが五つの料理にとりかかった。
刻む音、炒める音、揚げる音が聞こえてくる。
その度に、「あれはカツを揚げている」とか、「あれはチャンハンを炒めている」。「いや焼きそばだ」とか、口々に言いあう。
12:15分注文
12:23エーグサンド登場
12:26焼きそば登場
12:28エビチャンハン登場
12:30カツカレー登場。
12:33おにぎり登場。
神業である。
5つの料理を、たった一人で、注文から約15分で完成させた。
この間も、お母さん無言。
エーグサンドは、たっぷりの炒り卵が挟まっていて、マヨネーズの下品がいい。
味噌汁付きエビチャンハンは、どこにエビがいるのかわからぬ遠慮系で、意外にも塩味が淡い。
目玉焼きが嬉しい焼きそばも、うっすらとしたソース味で、深夜酔っ払いおじさんたちは、猛然と追いソースをして食べ切った。
この辺りは、深夜ということで塩分を控えているのか。
そして「僕はカツカレーで行きます!」と、漢気見せたY氏は爆睡していたが、カツカレーの匂いが漂った瞬間にお目覚めとなった。
だがこのカツカレーは、エビチャンハンやソース焼きそばと違い、味が濃い。
これでもかと迫る、コテコテ系である。
そして女子は、可愛くおにぎりと注文したが、巨大おにぎりが登場(写真を撮るのを忘れた)して、もはや笑い出した。
かくして、深夜一時過ぎ、全員綺麗に食べ終わったのである。
めでたしめでたし。
お勘定の時も、店を出る時も、お母さんは、終始無言でありました。
きっとすべてのエネルギーを、料理に注いでいるのだろう。