オオカミ怖い

日記 ,

オオカミ怖い。
果実の「琥珀」で、50年前のゴードン・ジンという代物もいただいた。アルコールがこなれているせいもあるが、口当たりが丸く、香りも華やかである。それでいて、凛々しい骨格も貫かれている。

ううむすごい。

それにしても昔のラベルに書かれていたオオカミって怖かったのネ(向かって左側)。この世のものとは思えぬ形相で、飲んだらあっちの世界にいっちゃいそうだし、飲めるものなら飲んでみろと、凄みをきかしているかのようだ。

あるいはうまくて飲みすぎてしまう人々への制御だったのか。いまのはちょっと間が抜けている。
このあたりも味の変化と因果関係があるのかな。
ところで、これってオオカミですか? 。

確か、ゴードン家の家紋で野豚

230年以上もの間、猪(Boar/ボア)はゴードン家の歴史と揺るぎない価値を象徴するゴードンジンのトレードマークとして存在し続けて来ました。

猪は古来より人びとに崇拝され、芸術や文学などにも多々登場してきた動物です。
貴族達は狩猟した猪を忠誠の証として王に献上したとも言われています。野性味に溢れ、力強く、自分の縄張りを死守し、そして時には狩猟者を出し抜くほどの知恵を兼ね備えた猪は、常に勇気や強さの象徴として人びとに崇められてきました。

言い伝えは17世紀以前に遡ります。狩りをしていたスコットランドの王が野生の猪に襲われた際、勇敢な貴族の男が弓矢で猪を射て、猪から王を守りました。その貴族は、王を助けた見返りとして多大な報酬を受け、一家の功績を称える意味を込め猪を家紋にしたと言われています。その貴族こそが、ゴードン家の一員でした。

17世紀には、スコットランド・アバゲルディにあったゴードン家の家紋には、猪の頭が三つならんだ金の家紋が使用されていました。(これはゴードンジンの創始者であるアレキサンダー・ゴードンの父、ジョージ・ゴードンが後世に伝えた話とし
て記録されています。)
猪はゴードン家の名誉を語り継ぐ家紋であり、そしてゴードンジンの力強い個性や創業以来230年以上受け継がれる歴史と伝統を誇り高く象徴するシンボルなのです。』