2020.05.30 食べ歩き , 東京 , タコ , すし Tweet 「すきやばし次郎」でタコの握りを食べた時、思わず「うっ」と唸った。 茹で立ての熱々を切り、人肌くらいで握る。 口に運べば、栗に似た、まあるく甘い香りが口から鼻に抜ける。 その幸せを感じた唸りである。 ワサビを噛ませ、隠し包丁をした握りは、上にのせた粗塩が、タコの甘みを引き立てて、歯と歯の間で香りやら甘みが渦まいて、座っていられない気分となった。 「よし」と雄叫び、立ち上がって拳を突き上げたかったが、もちろん出来なかった。 すきやばし次郎