みどりの窓口を、大幅減少させるらしい。
真っ先に思ったのは,立川志の輔の名作「みどりの窓口で」が、古典になってしまうなあということである。
だがみどりの窓口の存在を知らなくなった今の幼児たちが、大人になっても、あの噺は笑えるだろう。
もっとも
「すいません、指定席は満席になってます」
「いえ隣の窓口にもありません」
「東京駅でないのか。なら隣の有楽町に行って、そこで買うわ」。
「いや有楽町にもありません」。
「なんでそこに座ってるだけでわかるんだ」
「繋がってますから」。
「線路が繋がってるのはわかるよ。それじゃその箱開けろよ。そこから選ぶから」。
なんて会話のニュアンスは伝わらないと思うが。
みどりの窓口がなくなるのは,時代の流れとしては,仕方ないと思う。
でも効率化やデジタル化を図るなら、JR各社のアプリを統一してほしい。
僕のスマホには、EX.えきねっと、WEBSTAR、JR九州が、入っている。
全国を飛び回る場合,本当はこれ以上必要になる。
先進国でこんな不便なことをしている国はないだろう。
インバウンド増加とか浮かれる前に,なんとかしてほしい